1. エンジン
核融合方式のハイパードライブを基に開発されたハイパーEGはクリスタルの発見により変化した。 初期ハイパードライブ装着時には核融合による重い重量と体積が艦船の起動に負担を与えた。 そのため、より効率的なエンジンとしての発展のための技術開発が必要だった。 クリスタルを燃料として使用することでハイパーエンジンの重量と体積が大きく減少したため、小型艦船に多く利用されている。
その後、冷却型フュージョン原子炉によって効率が高まったインパルス方式を使用したインパルスEGが開発されることで効率性がさらに増大した。 インパルス方式は、極めて短時間の高単位電磁エネルギーを放出することで、エンジン出力をさらに強化させるものだった。 以後、クリスタルの発見と加工方法の強化でエンジンはさらに発展することになる。
ワープEGは超高重量の大型艦船を起動するためのものである。 クリスタルの高単位エネルギー効率のため、大型艦船が莫大な重力を持つ大型惑星の大気圏も簡単に突破するのに大きな役割を果たすようになった。 また、ワープエンジンが作り出す高単位の重力発生を活用して時空間の隙間を利用するため、他のエンジンのハイパードライブよりさらに精密な艦船の移動が可能になった。
*ハイパードライブ : 時空間をねじって経路を近くして素早く移動する
2. 武器類
ビームは光を目標物に照準して撃つ方式であるため、目標物を非常に正確に打撃できるが、基本的な火力自体が強い方ではない。 しかし、研究を通じて光の量をさらに増やしたり、射程距離を調節してビームの強度をさらに高める方法を開発した。
キャノンの弾の粒子は防御膜をある程度相殺させ船体に打撃が可能な長所がある。 しかし、発射する量に比べて精度は少し落ちる。 超光速の速度で発射して目標物を打撃する方式などの多様な研究が進められている。
ミサイルは多様な方式で発展してきたが、攻撃地点を決めて攻撃する方式以外にも地上のための爆撃型投下あるいはミサイル 自体が目標物を感知して移動しながら攻撃が可能な誘導ミサイルと同じ方式などである。
3. 防御装置
シールドは光で攻撃するデューン攻撃を防ぐために開発された。 シールドのエネルギーがビーム攻撃を弱めたり粉砕したりするなどの技術だ。 シールドはミサイルの軌道に影響を与えるため、ミサイル 防御にもある程度の効果がある。
艦船装甲を強化させようとする研究も続いてきたが、クリスタルの粉砕加工技術以後、中大型艦船の場合、超高強度タイチニウムにクリスタルを結合した装甲が主に使われており、その厚さによって防御力が決定される。
ジャマーは主にミサイル 攻撃から艦船や衛星装置などを保護するために研究されたものだが、ミサイルの軌道追跡電波を撹乱したり軌道自体を変えてしまう方式で敵のミサイル 攻撃に備える方法を使っている。 ただ、ジャマーの電波によるミサイル 軌道の変更が該当艦船は安全に守ることができるが、自分の艦隊の他の艦船が打撃を受ける可能性もあるため、銀河系の様々な学者たちはさらに緻密な計算で艦隊全体がミサイル 攻撃から安全である妨害電波研究に総力を尽くしている。
4. 特殊装置
LSS(Life Support System)の必要性は、先祖の様々な惑星間移動による失敗から始まった。 たとえハイパーメカトロニクス工学の発達と人体との結合で人間の体がさらに強くなり寿命が延びたとしても、銀河系大型惑星の大気圏を突破する時とハイパードライブ時に身体に加えられる負担は途方もなく大きかったためだ。 LSSが開発され発展したことで、遠い距離を航海する時の乗務員の各種体力下落による戦闘力喪失と疲労度および身体が感じる負担を大きく減らすことができた。
SP探知機はレーダーや偵察用衛星などに活用されるが、他惑星に対する情報を収集したり、あるいは自分の惑星に接近する複数の艦隊に対する情報把握が重要だからだ。 各指導者は自分の惑星周辺にSP探知機を装着した衛星を配置したり、特殊探知機能を備えた偵察衛星で他惑星の様々な情報を収集して攻撃と防御に利用している。
貨物を輸送する輸送船に主に装着される貨物室は、単に積載量を増やすだけでなく、強度を維持しながらもより軽く製作する技術が研究され続けた。 クリスタルの抜け出るエネルギーを縛っておくことができるPI2物質開発後、クリスタル輸送艦船にはほとんどPI2をかぶせたタイチニウム装甲が使われる。 輸送用や商業艦船は艦船の攻撃力よりは速い機動性がさらに重要であるため、最大限薄いタイチニウム装甲を使用し、クリスタル粉砕物質との混合比率も低く非常に弱い装甲を持っているため海賊や戦闘艦船の攻撃に脆弱だ。